【完】復讐の元姫
今日はやけにハルトが優しかった、と思いながら電話を切る。
部屋を出て幹部室に向かえば、なぜか。
「麗、早速~?」
「はっ、マジで?ありえねーんだけど」
「シオちゃんも抵抗しなきゃダメだよー!!」
……はい?
「ふふ、シオ」
「え、なに?沙和」
「制服まだ乱れてるよ」
言われて、視線を下ろす。
それから。
「っ!」
すぐに幹部室の外に出て、制服をなおした。
麗にされたこと、バレてる?
……恥ずかしくて、部屋に戻りたくない。
顔が熱い。