花のような笑顔
学校に着き、教室に入ると零が心配そうに話しかけてきた。


零『今日、命日でしょ?』


華『ん…。』


零『若頭さんには言ったの?』


華『今日言うつもり…。』


零『そう、でも若頭さんなら受け止めてくれるよきっと。

何かあったらいいなさい。』


華『ありがとう。』


零はいつもこうやって私を気遣ってくれる。

こんな私と一緒にいてくれる零には本当に感謝してる。



零、いつもありがとう。


口には出さないけど、心の中で何度も言った。
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