キラキラ〜不良な君に恋してる〜



「落ち着いた?」



近くの公園まで移動した私たち。
梨奈ちゃんは私のために暖かいココアを買ってきてくれた。
そうだ、梨奈ちゃんは本当はいい人なんだよね。
人想いの、とても優しい子なんだ。



「ありがとう…」

「いや、いいけどさ。びっくりするよね」

「うん…。そうだよね…」

「…で、何があったか言ってみなさい」

「で、でも…」




言えないよ。
だって、梨奈ちゃんは葵くんの友達。
葵くんの、そんなこと、言えないよ。



「なに、あたしに言えないようなこと?」

「…そういうわけじゃ…」




梨奈ちゃんって、意外と鋭い。
私は口ごもる。




「…わかった。葵のことでしょ」

「え!?」

「あ、図星?」




あんまりにもすんなりとばれてしまったことに私は驚きを隠せない。
誤魔化すこともできなかった。





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