キラキラ〜不良な君に恋してる〜




胸が、ざわめく。
あんなこと、されたことないからだ。
ただ、慣れていないだけ。


手馴れていた。
誰にでも、ああいうことをしている証拠。



“誰にも本気にならない”
ということは、誰にも本気じゃないから、誰にでもいい顔ができるってこと?





最低。





中にはいると、二人は楽しそうに鍋の用意をしていた。
私は、その中にも入りづらくて、居心地の悪さを感じる。



来なければよかった。



断りきれなかった、なんて言い訳だ。
少しだけ、期待してた。

自分の世界が変わるかもしれない。
平凡な、日常が少しでも……。




無駄なのに。




藤堂くんと出会って、話をして、勘違いをしたんだ。
私も、こっち側の世界に……。





バカみたい。






< 67 / 275 >

この作品をシェア

pagetop