しろっぷ
「あ〜あ。昔はあんなにいい子だったのに、教育係の私がダメにしたのかな〜」
「違います!!先輩は凄く優しくって、素晴らしい方です!!!」
 そう力説する正志の声を聞いた近所の住人達が家から出てくる気配を察知したゆかりは、正志の手を掴んだ。
「ば、バカ近所迷惑なんだよ。こっちに来い!」
「す、すみません」
「まあ私も・・・なんだ・・・」
「え?」
「い、いいから行くぞ」
 その後、二人はその場から逃げるように走り、夜の街へと紛れ込んでいったのであった。
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