歩道橋で会おうね。
エピローグ~歩道橋で会おうね~








☆アオside☆





「アオ、今日も行くの?」



大事な親友は、今日も私に聞く。



「勿論だよ~」

「そっか。
なら楽しんで来てね」

「アユも今日は放課後デート?」

「うん!」

「アユの方こそ、楽しんで来てね」



真島歩夢は、笑顔で吾妻晴実の元へ向かう。



「晴実っ」

「おーアユ。
今日はどこ行くつもりだ?」

「カラオケっ」

「は?またかよ。
俺歌わねぇけど?」

「えーやだ!
晴実上手いんだから、歌ってよ。
あたし晴実の歌声聞きたい!」



教室の片隅でキャッキャッとはしゃぐバカップル。

2人はもうクラスでもアックンにも公認のカップルだ。




何でも、アユが惚れたみたい。

そういえば、アユがアックンに晴実くんと付き合うことになったと言った時、アックンはまるで娘を溺愛するお父さんのように、驚いて

「何で晴実なんだ!」

って近所迷惑になるぐらい叫んだらしい。




凄く仲が良いから、やっぱりアックンはお父さんのような愛情をアユに持っているのかな?

相変わらず馬鹿だなぁと思う。

それでよく高ノ宮男子に行けるよね。




私の彼とは大違いだよ。








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