The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「俺なんか大した事ねぇよ?

ただ楽しんで店をやってるだけ!

人が好きなんだよ、人が!!」




口では謙遜してはいるものの、アヤの表情はとても嬉しそうだ。




確かにアヤは、Ni-naのカウンター越しにお酒を作りながらも私たちの会話にしっかりと参加していた。


そして何か作業をして黙っている時も、その耳はしっかりと仲間の方に向かっている。




「ま、そういう訳だから。

都那もこれから、俺らと一緒に馬鹿やっていこうや!」
< 111 / 376 >

この作品をシェア

pagetop