The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
アヤは謙遜していたけど、本当は功績を褒められて嬉しかったはず。


あんな事を言いながらも、彼の顔は喜びによって緩んでいたのだから。




「さて……。

Bondeのパンしかないけど、朝ご飯がまだなら食べて行きなさい。

コーヒーも淹れるわね!」




私が頷くと、母はキッチンへ行き朝ご飯の準備をしてくれた。




わざわざ古いホットサンドメーカーを出してきて、ツナサラダの入ったホットサンドを4人分作り始める。




「これ、都那の好物なのよ。

それにBondeの角食(四角形の食パン)はとても美味しいから、是非沢山召し上がっていって。」
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