The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「ちょっとコンビニ寄ってもらっていい?

コーヒー買いたいんだ。」




北見市内に入って間もなく、アヤはコンビニの店内に入り、コーヒーを買いに行く。


そして私も、アヤに続いて車から降りた。




「あれ?都那も何か買うのか?」




追いかけて店内に入ってきた私を見てアヤが話し掛けてくる。




「ううん。ちょっとトイレ。」




お手洗いではなく、トイレ。


恥じらいのないその言葉を口走ってしまった事を後悔した。
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