The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「おい、都那!

いつまで突っ立ってんだ?

そろそろカウンターに戻るぞ!」




驚きと感動で突っ立ったままの私を笑う俊哉。


有名な人だと聞いてはいたけれど、まさか世界規模の凄い人だったなんて……――――――




「俊哉の親友って、凄い人なんだね?

私、思わず興奮しちゃったよ・・・!!」




カウンター席に戻り、ジンジャーエールで喉を潤した私。


興奮しながら俊哉にこう言うと、彼は得意気に大きなVサインを出して見せた。



「だろ、だろ?

あいつは俺の、自慢の親友なのさ!」
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