Secret Book ~放課後2人時間~
ここは晴輝の街の病院。





「……晴輝、ごめんね。晴輝…晴輝……」





意識がない晴輝に声を掛ける。







晴輝は無理してたんだ。







無理してこの街に通い続けてたんだ。






「優良ちゃん、ありがとうね?いつも晴輝の傍にいてくれて……」






晴輝のお母さんは優しい。






ただただ結婚を反対してるだけじゃない。






今回だっていきなり発作が出て意識がなくなっちゃって…







余命の日に近付くにつれ体調を崩していく晴輝。







「あのね、優良ちゃん。聞いてほしいの。」





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