彼のことが好きになってしまったんですが。


美海は大丈夫。


そう思える笑顔だった。




「あ、じゃあ、私もいってくる。美海も頑張って。」


「うん、帰ったら教えてね。」




会場を出る前に、秋山君に江藤君の場所を聞くと。



「翔太?あいつならたぶん2階の多目的にいるよ。今日のビデオ見てると思う。」


お礼を言って、走り出した。


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