イジワル副社長はウブな秘書を堪能したい
 これから一体どうなるの?

 私の不安を察したのか、瑠海が大丈夫だとでも言うように私の手をぎゅっと握ってきた。

 この手にすがって本当に良いのだろうか?

 私の恋は前途多難だ。

 お兄ちゃんにはわかっているのだろうか?

 私のこの恋の行方が……。
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