ナイトからのLove letter
想い
10回に1度
その位の頻度で電話に出ては 一輝を責めた



…ところが 一輝の言葉は回を増すごとにどんどんエスカレートして行く



私のキツい口調を全く無視するかのように 甘いセリフで口説きにかかる



さすがホスト…


…こうやって何人女を騙したんだろう


そんな事を考えながら
私の中の小悪魔が序々に目覚め始めた




  …この男のプライド…
  …潰してやる!…




杏子さんの彼への想い…
どうしても彼女を嫌いになれない私…
彼女に代わって私が…



どんな女でも必ず手に入ると思い込んでるアイツを ペシャンコにしてあげる(笑)



覚悟しなさいよ! 一輝!

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