【完】私の好きなあいつは無口で俺様な二重人格くん。

過去





──中2の頃。


「おーい蓮。写真撮るってよー」

「んー、今行く」


文化祭の片付け中、廊下で大声を出す柊。

それに返事し、柊の元へと向かった。


「おせーぞ蓮!」

ケラケラ笑うコイツは、クラスでも人気の悠真。

「そーだよ、ばーか」

そして花梨。


「悪かったって」

「はいはい。んじゃ、撮るぞー」

柊のその言葉でやっと撮ることになった。


花梨が声の合図を出した。


「はい、チーズ」


──カシャ



その時思った。

こいつらといたら、時間が忘れるくらいすげぇ楽しいって。



< 133 / 182 >

この作品をシェア

pagetop