【完】私の好きなあいつは無口で俺様な二重人格くん。



そして、1人が私に向かって言った。

「アンタのこと、気に入らないから昼休み校舎裏に来てね? 暇な時とかアンタ呼ぶからさ」

そして、もう1人が言葉を続けた。


「来なかったら………ぶっ殺すよ?」

それがなぜか、私には“怖い”という気持ちでしかなかった。


これから起こることなんて、もうわかっていた。
 

酷い目に遭わされるんだって……。




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