龍乃一味のカオスな学園生活

龍乃の『中の人』入門す

天神学園内では亜鳥が、学園外では龍太郎と翡翠が、それぞれ龍乃の中の臥龍の存在を知り、周知の事実となり始めた頃。

「全員、師範に、礼!」

「「「よろしくお願いしますっっ!」」」

威勢のいい声が、丹下道場に響く。

その中には、白い道着に黒帯姿のノエルも。

この日ノエルは、龍娘流中国拳法丹下道場に出稽古に来ていた。

龍娘流中国拳法は、龍太郎達が部活で稽古に励んでいた頃に比べると随分と大きくなった。

最高師範の龍娘を開祖とし、師範の龍太郎と拓斗、師範代を鬼龍とし、その下にノエル達門下生が存在する。

龍娘の息子である早川 霸龍闘(はやかわ はると)は世界を股にかけるエージェントとして忙しくしているので道場にまでは顔を出せないが、一応『名誉師範代』の肩書きを持っている。

道場は丹下道場と橘道場の二つ。

龍娘は最高師範なのだが、『大勢の弟子に一人ずつ教えるのはメンドクセッ、私は道場は持たんっ』と我儘抜かしたので、最近は指導はしていないようだ。

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