龍乃一味のカオスな学園生活
「俺も臥龍殿と手合わせしたかったものだな」

武が腕組みして、むぅ、と唸る。

琴月流宗家の琥珀とも互角に渡り合う腕前に成長した臥龍。

油断していると、あっという間に追い抜かれてしまう。

「生徒会活動との両立は大変な所だけど、お互いに頑張らないとね」

「うむ。夕城流と龍娘流の意地の見せ所だな」

顔を見合わせるノエルと武。

最近さくらや臥龍など、人外勢の活躍が目立ち始めた。

人間でも鍛え上げれば人外に負けないのだという所を、是非とも見せつけなければ。

< 262 / 852 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop