龍乃一味のカオスな学園生活
「そんな口をきいてええんかっ?」

外道は刹那、琥珀、臥龍の三人を睨む。

「もうわしは昔のわしとは違うんじゃ。お前ら、龍娘流中国拳法ゆー技を知っとるか?超人的な攻撃力を誇るあの流派…編み出したのは、何を隠そうこのわしなんじゃっ!」

「「「……」」」

何だか小者臭がプンプン漂う。

ヒャッハーとキャラ被ってるぞ、お前。

「誰が小者じゃっ!小者どころか…」

ニヤリと笑う外道。

「この天神シリーズを自在に操っとる理事長とは、実はわしの事なんよっ!」

…………。

「貴様…」

あまりに見苦しい発言に、刹那が月蝕の鯉口を切ると。

「ひっ!」

反射的に、ビクゥッ!と。

頭を抱えて身を竦める外道。

ヘタレ感丸出し。

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