龍乃一味のカオスな学園生活
天神稲荷は物凄い行列が出来ている。

まだ夜が明けて幾らも経っていないというのに。

「理事長マジ理事長!」

「俺達もお賽銭投げとけば、出番が貰えるかもしれねぇぞ!」

モブの男性客達が淡い期待を込めるが、残念、君達には名前すら与えられません。

「詰めてくださーい。皆さんはぷよぷよのぷよです!前の人とぴったりくっついてください!大丈夫。色が違うから消えたりしません!」

「ゆっくり歩いてくださーい!ハ○ターハンターの連載ぐらいゆっくり進んでくださーい!でもやめないでくださーい!」

天神稲荷のスタッフが、行列の参拝客に呼び掛ける。

ここはコミケか。

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