龍乃一味のカオスな学園生活
「えっ?なになにノエルっちっ?」

「あっ、ご、ごめん龍乃さんっ」

反射的に摑んでしまった龍乃の手を、ノエルは慌てて放す。

「こ、これから龍乃さんは、何か用事でもあるのっ?」

「え?うーん…」

ノエルの問いかけに、龍乃は唸る。

「父ちゃん達にお年玉貰って、家でお節やお雑煮食べようかなって」

「さっき屋台で食べたのは何だったんだろうね…」

胡乱な目をするノエル。

まぁいい。

「ど、どうせ何か食べるんならさ」

ノエルは少し頬を赤らめながら言う。

「一緒にどこか食べに行かないかい?寒いから、お汁粉なんてどう?」

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