龍乃一味のカオスな学園生活
「下らん、全くもって下らん」

机を起こし、椅子に腰掛ける刹那。

「俺はお嬢様に指南役としてお仕えする身だ。そのような不埒な真似をする筈なかろう」

「でもこないだの夕ご飯の時、僕がお風呂上がりで穿いてない時ドキドキしてたじゃん」

穿 い て な い だ と ?

ノエルとセレナは赤面し、武は慌てて花の耳を塞ぐ。

亜鳥は頬杖ついて聞いていないふりしているが、何か耳が赤い。

「何を穿いてなかったん?」

問い返す龍乃。

「そこ!ツッコむな!流せ!スルーしろ!」

思い出すのも忌まわしいとばかりに、刹那は首を横に振った。

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