龍乃一味のカオスな学園生活
「おぉ、今日は節分か」

セレナの後ろから学食に入ってきた武が言った。

節分とは、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日の事。

節分とは『季節を分ける』事をも意味している。

江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日頃)の前日を指す場合が多い。

一般的には『福は内、鬼は外』と声を出しながら福豆(炒り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは一つ多く)豆を食べる厄除けを行う。

ちなみに学食で生徒達が食べているのは『恵方巻』。

関西などでは同日に太巻きを『巻き寿司』『丸かぶり寿司』や『恵方巻』と呼び、それを食べるイベントが行われる場合がある。

恵方巻は、太巻き(巻き寿司)を節分の夜にその年の恵方に向かって無言で、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじり(丸かぶり)するのが習わしとされている。

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