伝説のヤンキー I


PLLL…PLLL…


静かな夜の道

ケータイの着信音だけが鳴り響く音


そして…


心臓を突き刺されて血だらけになって倒れてる男が1人


そして

朝の6時

ピーポーピーポー

朝早い時間

救急車の音が聞こえる

そして…パトカーが沢山止まっていて

警察も…たくさんいた


そしてその状況を無表情で眺めている少女が1人


「何かあったのかな?」

「殺人だ」

そしてその少女に話しかける大人が1人いた

「あ、谷山さん」

「よう、紗希。お前がこんな時間に起きてるなんて珍しいな」

この男は
刑事課の谷山祥(たにやま しょう)

「そう?で、殺人って?」

「…相原圭が…誰かに殺された…」

「…は…?圭…が…?」

「…あぁ…」

紗希は突然の夜桜総長の死に

驚いた…


そして

また


闇の世界で

戦争が起ころうととしていた


この出来事は

ただの始まりにしかすぎなかった…


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