【完】あんたなんか知らないっ!!
「こんにちは...」
家に行くと園田がフラフラの状態で玄関まで出てきた。
「千崎...??」
なんでいるんだ...??
みたいな顔するなよ。お前が呼んだんだろ。
「メールしたの、忘れたの??」
「...あぁ。」
...おい。
「はい、これ。
今日のノートとゼリー。」
「ちょ、まって...」
園田は私の腕を引っ張って私を抱き締めた―
訳ではなく、フラフラの状態で私に向かって倒れてきた。