た い よ う☀

茜side



あたしは、恵まれていない。

小さい頃から、親はずっと喧嘩していて、お金もない。

借金ばかり増えていく。

高校には奨学金だ。

高校にはいって、親は離婚。

あたしは、おいてかれた。

捨てられたのだ。

あんだけ、我慢してたのに、残していったのは通帳と思いでの品だけ。

通帳には300万入ってた。

このお金をどこから、持ってきたのかは知らない。

あたしは、バイトしながら、なんとか独り暮らしをしていた。

一人は寂しい。

だから、バイトが始まるまでと終わった後はだいたい公園にいる。

それを見られていたんだろう。

それを淕?に話したら黙った。

「じゃ、私帰るから。」

「……」

「さよなら」



「待ってよ!今日から茜の家行っていい?」

「はぁー?ふざけんじゃないわよ、」

ホントに何いってんのこいつ?

「ふざけてない!一人で寂しいんでしょ?」

「……」

「俺、茜に一目惚れしたんだ」

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