絶望の部屋(再)
オープニングゲーム
昨日の夜から寝ることができなかった僕は朝の4時に用意をすまし家を出た。
 
 
 
一也の家は徒歩5分もかからない位置にあるけど僕は最後になるかもしれないこの町を見たくなって町内を歩き回った。
 
 
 
僕が引きこもってる間に色々と変わっていた。
 
 
僕らがよく帰りに寄っていたコンビニは潰れてコインランドリーに変わっていた。
 
 
中学の通学路も道が綺麗に整えられていて周りには新築がいっぱいたっていた。
 
 
僕が居なくても街は進んでいく。
 
 
でも僕も進まないといけない。だからこのゲームの参加を決意したんだと今ここで思った。
 
 
 
最後になにか事あるごとにお世話になった神社に全財産をつぎ込んでお参りをして一也の家に向かった。
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