無気力系恋愛
すると、完全下校のチャイムが鳴った。


窓を見たらかなり暗くなっている。
気がつかなかったのが不思議だ...いつもなら周りを注意してみてるのに...。


「んっんぅ~...やっと終わった...。」


ドキッ


ぇ?まただ...


「......け、結局1人しか来なかったな…。」


「うん。」



なにを私は緊張しているんだ!?
なぜこんなに暑い...


「じ、じゃあ...帰るか...若葉は家近いのか?」


「え、っと、近くも遠くもないかな。」


は?どっちなんだ。


「そ、そうか。」


「若葉は?」


ドキッ「へっ!?」


「わ、私は...その...遠い方に分類されると思う...。」


なにを言ってるんだ私はぁぁぁっ!!


「へぇ。」


「.........。」


「ま、帰ろ。」


「あ、あぁ...。」


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