虹の橋‐ポッキーの日短編小説‐
「また来年、きっと来るよ。柚花に新しい彼氏ができてなくて、寂しくて泣いているようならね」


嵐がクスッと笑ってそう言った。


「あ……らし……っ!」


「あ、言い忘れてた事があるんだけど……。その格好、すっげぇ可愛いよ」


嵐は消える寸前。


最後の最後に頬を赤らめ、そう言ったのだった。
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