~*恋涙*~

少しすると優斗は私を腕の中から少しずつ離した。


『親に言った...?』


「うん。」


私はうつ向きながら小さく頷いた。


『なんて?』


「お母さんは私に産みたいの?って言ってそれ以上何も言わなかった。」


『お父さんは?』


「今日、話す」


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