大好き以上になった場合


保健室に丁度良く【紗和ちゃん】がいた。紗和ちゃんは保健師で、見た目がまだ若いから皆から愛称で呼ばれてる。一部の男子は紗和ちゃんをアイドルのように奉っていた。


「紗和ちゃん!」


俺が血相を抱えて保健室に芽衣を連れてくると、紗和ちゃんは芽衣の腕見て目を見開いた。


「芽衣の腕を手当して欲しい!」

「そこに座ってなさい。今持ってくるから。」


紗和ちゃんは近くにあったベンチに指さしながら、包帯と消毒液を探しに行く。

俺は芽衣をイスに座らせて、そのとなりに俺も座った。


「奏ちゃん。」

「なんだよ。」


芽衣の顔を見ると、とても不機嫌そうな顔していた。眉間にしわ寄せて、俺を睨む。

< 43 / 59 >

この作品をシェア

pagetop