四神の秘宝



「ここは、俺の家だ。」


え、ひろっ!!


私が寝ていた部屋は、どっかの旅館の一室みたいな広さの部屋で、

大きな窓から外を見れば、鯉が泳いでる池や、大きな木があったりする庭が見えた。



「ねぇ、あんたって、どっかの御曹司かなんかなの?」



「..今から俺について来い。そしたら分る。」



「え?ここで教えてくれないの?」



「いいから来い。」



「...ぉ....わ.....」


アイツに手首を引っ張られて思わず前のめりになる。


前のめりになった私はバランスが取れなくて、胸板にダイブ。

「寝起き早々、大胆だなぁ..??」


アイツはにやっと口角を片方だけ上げて笑った。



「ちょ...ち、ちがうっ..!!」


「ふっ..まぁいい。いくぞ。」


この..!強引最低男..!!!
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