私売られました
「…み………ん」

「みきチャン」

ん…誰かが呼んでる

そう思い私はゆっくりと目を開いた

まだぼーっとする意識の中男が私のベッドに腰掛けてこちらをみていることにきずく

「あ、やっと目覚ましたねミキチャン♪
りんかチャンの右眼とったらりんかチャンも気絶しちゃって、僕が包帯巻いてあげたんだぁ♪僕って優しーよねっ!」

…何言ってるんだこいつ。自分で目を刺したくせに…はぁ、気持ち悪くなってきた

私は気絶する前の記憶を思い出す。

眼球がぽろっと取れて、こちらを睨むよ
うに落ちていた…

思い出したら気持ち悪くなってきた

「…ミキチャン?また僕の話聞いてないね?」

男はみきが考え事してた時も話していたのだ。

「あ、…ごめんなさい。」

「もぉ、ミキチャンゎ〜!まぁ、そーゆー所もかわいーよ♪でねっ!気が変わってねっ!りんかチャンやっぱり消さないことにしたの〜!だってね?目が片方取れてもまだ生きてたんだもん♪
だから、僕考えたんだぁ…

フタリトモボクノモノ

って」

ゾクッ

いきなり男の声が低くなった

男の表情をみると不気味な薄ら笑いを浮かべていた…
< 8 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop