無声な私。無表情の君。
「なら、いい……」

伝え方はわかったけど、伝える事はよくわからなかった。出任せだ。

【それでは、さよなら】

え、嘘だろ。これで終わり?俺の青春短過ぎだろ。嫌だ。彼女の事、もっと知りたい。

俺がとっさにとった行動は____

ガシッ

自分でも信じられない事だった___

彼女の細い腕を掴んで言った。

「あと、1つ聞きたい事がある」

勝手に動く手と口についていけなかった。
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