黒猫男子とツンデレ女子

女子のバスケの試合中に男子が入り込む。仲の良いクラスとはいえ、今日は強敵じゃんか。

私の相手チームはバスケが上手い人ばっかだし。

けど負けず嫌いな女子はヤル気満々だけど私はそれどころじゃない。

始まり早々、もう試合は追い込まれてる。

圧倒的な強さに疲れが増。

「選手交代、」

「かるちゃん！さっすが！あとは託した！」

かるちゃんにバトンターッチ。



「見学とかだめなんだぁー」

玲に視線を下ろす。
嫌味いってやれ。

｢なんでやりたくないことやんなきゃいけないの｣

相変わらずだ。頼りない。