続*私とあいつの関係


 その日、私たちは一つになった……。



 恥ずかしくて仕方なかったけど颯真が優しくしてくれたから。



 いつもよりも余裕のなさそうな顔をしてくれたから。



 大好きだって何度も言ってくれたから私、すっごく嬉しかったよ。





「華音。好きだよ……」



「私も……。好きだよ……颯真」



 そう言ったきり私の意識はプツンと切れた。



 でもね、「愛してる……」そう聞こえたのは私の夢……なのかな……?




 こうして聖なる夜。



 私たちは初めて心も体も一つになりました……────。
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