3月11日の君。


3年間通った高校を卒業して約1週間が経った今日、あたし、時原花奈(ときはらはな)は見慣れない海辺を眺めていた。


エメラルドグリーンの海。
果てしなく続く沿岸線。
波に色づく砂浜。


全く違うはずなのに、あたしの大好きな気仙沼の海を思い出す。


思い出の全てが詰まった、あの海を。
君を連れて行ってしまった、あの海を。








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