狂ッタterror(恐怖)ゲーム開始




私は実空と一緒に屋上へと行った



屋上は爽やかな風が吹いていて
少し心が落ち着く




「あのね……」



実空はフェンスに腰をおろして口を開いた


私は実空の方を見る




「私達ってさ小さい頃多分美咲と知り合ってたけど仲良かった訳じゃない気がしてさ……」



「え?」



思わず実空の言葉に聞き返してしまう




「んーとね、何て言うんだろ……
美咲との思い出が無いっていうのは
小さい頃は美咲とあんまり仲が良くなくて
覚えてないのかなぁって……

一緒に遊ぶほどの仲では無かったって事かな」




なるほど………


確かに私も美咲との小さい頃との
記憶は全くない


もし、仲良くなかったなら
覚えてないのかもしれないけどそれを
私達四人が小さい頃から美咲と仲が良かった
っていう記憶なのは何でだろう……



誰か一人くらいは美咲とは仲が良くなかった
と言う記憶があるのでは無いのかな?



それにどこで今のように美咲と
仲良くなったのか覚えてない




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