狂ッタterror(恐怖)ゲーム開始





「ねぇ、美咲っていつ私達と
仲良くなったんだっけ?」



「そりゃ………えっと……………」




大河は考え込み沈黙が流れた




「私……っ……うっ……おぼっ……えてない」



奈々は泣きながら答えてくれる



「俺も…………」



続いて大河も小さく呟いた




思い出そうとしてもどこかで記憶が
途切れてしまう




まるで美咲が私達に記憶を思い出させなく
しているように







それか、私達が思い出さないように
しているのか………………





変なムカムカが心の中をうずめく





< 98 / 198 >

この作品をシェア

pagetop