あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~
あなたと作るこれから…


~~蓮side~~


奈々さんと付き合い始めて、数週間が経った。

相変わらず、俺も奈々さんも仕事が忙しくて、2人で過ごす時間を取れないでいた。



『蓮ごめん!

急な契約が入って、今日中にしないといけない仕事が出来たの。

今日は遅くなりそうだから、先にご飯食べてて!』



奈々さんが慌てた様子で、電話を掛けてきた。


今日は一緒に晩ご飯を食べる予定だったけど…仕事なら仕方ない…。




ちょっと…いや…かなり寂しいけど…。



「分かった。

でも遅くなるなら帰りに迎えに行くけど?」



『ダメ!そんな事して…もしスクープでもされちゃったら大変だもの。』



「だって少しだけでも…一目だけでも良いから、会いたいんだよ。」



『///////。

分かった…。じゃあ帰りに少しだけ、蓮のマンションに寄るよ。』



「そっちの方がスクープされるんじゃない?」


< 518 / 556 >

この作品をシェア

pagetop