DROP★love
Prologue☆+。
中学2年生、6月―――。
教卓に手を乗せ、やけに堂々とした見慣れない顔。
スラっとした線が細い体型に、今にも引き込まれそうな綺麗な瞳。
歳は22,3というところだろうか…。
「えー、新しく社会科を担当することになりました、田之倉政孝です。どうぞよろしく。」
それはあまりに突然で、あまりに凡庸な出逢い。
コレは偶然??
それとも必然??
あたしはただ、貴方があたしの前に現れた事を運命と信じる。