イケメン先生は危険男子でした!?
初めてみるその顔に、あたしは少したじろいてしまった。


悠真、本気で怒っているんだ……。


「陽太は今入院中で動けない。陽太の代わりに犯人を探すつもりだ。お前らにも、手伝ってもらいたい」


悠真がそう言うと、「「当たり前だ!」」と言う声がどこからか聞こえてきた。


「【黒龍】をナメられてたまるか!」


「見つけ出して思い知らせてやる!」


静かだった倉庫内はあっという間に男たちの怒号で埋め尽くされた。


安岡君と杉田君も拳を突き上げて犯人への怒りをあらわにしている。


「よし! 今からめぼしい連中がいる場所をしらみつぶしに調べに行くぞ!」


悠真がそう言い、あたしは目を丸くする。


犯人探しって今から……!?


さすがにそれは危険すぎる。


何時に帰れるかもわからないし、なにかに巻き込まれでもしたら……。
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