好きなんですけど。
泣きたくて仕方なかった、でも授業サボるわけにも行かない。今年受験がある。

辛くても教室にいなければならない、まるで拷問を受けているかのようだった。

クラスでは、目立つタイプではなくどちらかと言うとおとなしい自分にとってキラキラしてて人気者の山田くんは憧れでもあった。
あんな人になれたらって…
でもいつの間にか憧れから好きという気持ちに変わっていた。

いまでは自分の『無意識』がとても怖い。
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