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ここでもやはり、ミオはニコニコと私を含め誰にでも笑顔で接していた。


時間は淡々と過ぎていき、殺すタイミングを見失ってしまい昼休みの時間がやってきた。


「シイナ」


ミオの声が聞こえた。





この感じ……。


あの日と一緒だ。





会えたと思った。


私を殺した“あの日”のミオにやっと会えた。


そう思った。


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