俺様社長に捕らわれて




(洋輔 side)



俺は美優を家まで送り届けると、明日の仕事帰りに迎えに行くことを約束し、尚且つキスをした。




ぷっくりとした、マシュマロのような美優の唇。
キスだけで終われた自分を褒めてやりたい。
それだけ、美優とのキスは気持ちよかったんだ。



今まで、他の女とキスをしてこなかったわけではない。
それなりに経験はある。




だが、性欲を満たすだけの女と、本気の女ではここまで違うだなんて、思いもよらなかった。
もっと欲しい、もっとしたいだなんていうがっついた欲求が自分にあっただなんて、驚きだった。




< 108 / 194 >

この作品をシェア

pagetop