animal☆world



『…………………藍、下手ね。』

「うるさい!!!」



月日は流れここに来て7回眠った。

獣達はあたしが獣達の言葉を理解できるからだろうか、それともタマと仲がいいからだろうか

いや、大半はユラが守ってくれるからだな。



とにかく、割と友好的で、友達もできた。



が、あやかし達特に鬼一族は酷かった。


手こそ出されないものの、明らかな憎悪を向けられるのは心地よいものではない。



住んでいるところは森の中の洋館であることが判明。


塀までなら行っていいとユラに言われ、最近は専ら一人で探索だ。



タマとの心なかでの会話ーーーテレパシーとでも言っておこうか

これはかなりの遠い距離でも使えることが判明。




ただし、凄まじい集中力がいるが。
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