続 鉄の女には深い愛情を
健夫はメールの返信が終わったみたいで


ギュッと力を込めて抱き締め返してきた



「天…俺なんかもっと好きだ。
ストーカー野郎だかなんだか知らねぇが
そんな奴に指一本ふれさせやしねぇ。
天に触っていいのは俺だけ。
今さ、ストーカー野郎の事が頭にあるだろ?
俺さ、それだけで嫌なんだ。
天が他の男の事を頭によぎるだけで嫌なんだ」



「ふふっ(笑)
確かに、私にとってあの男は恐怖でしかないけど、ちょっと頭の中で考えてた。
でも健夫がいてくれるから
頑張れるよ」



と言ってニコッと笑った。



「ちょっと……反則。
今日はずーっと抱き締めて寝ようと思ってたのに、可愛すぎて食べちゃいたい。
ねぇ 天。 食べていい??」



と言って、抱き締めた体制のまま首筋に顔を埋めてきた



「いいよ…健夫。
大好き」

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