フラワーガーデン
「トオル君、熱があるよ!」

私は慌てて、トオル君を抱きしめる。

彼は立っているものやっとと言う感じだった。

「とにかく、中に……」

トオル君の手を引いて家の中に入ろうとした時、トオル君の膝ががくんと折れて彼はそのまま倒れこんでしまったんだ。


< 551 / 1,750 >

この作品をシェア

pagetop