【完】午前0時日付が変わっても
『んで、千景くんともう会えたかしら?』
「……へ?」
驚きすぎて我ながらなんとも間抜けな声が。
もう会えた?
って……
まるでママは私と千景くんが会うことを前から知っていたような口調だ。
『山咲千景くんよ~! ほら、保育園が一緒だった千景くん、覚えてないの〜?』
なんで……!?
どうしてママの口からその名前が出てくるの?
「……ママ今どこ?」
家の中にはいないとわかってるのに思わずキョロキョロしてしまった。
隠しカメラとかもちろんそんなのは家にあるわけないし……。