【完】午前0時日付が変わっても
やめっ、痛い痛い…っ!
もうそんな怒んないで千景くん!
手首を掴んでやめさせるよう訴えれば、ぽつりと小さな声が。
「焦ったー……」
深く息をついて、俯く千景くん。
あ…
今度はそっちが下向いちゃった…。
「わ、私ちゃんとコンビニ行ったよ。ほら、ご飯もプリンも買ったし」
立ち上がらない私に合わせて、ずっとしゃがんでくれてる。
知っている雰囲気。香り。声。
一瞬にして落ち着かせてくれる。